10月14日(日) 稚魔喜会 山ちゃんお疲れさま、その後のサッカー応援観戦は如何?
本ブログの
コメント書き込みして頂いた方々へ
いろいろ有難うございます −− 皆さんへ
感謝!
パタヤは男性で女性という人達が多い。
もちろん、逆もあるのですが −−− いずれも、そう違和感なく市民権を得ているようです。
粽の近くにあるコンビにでは、スタッフが全員、この彼女達ではないかな?
☆ ところで、興味深い本があったので、一部抜粋(少し長くて恐縮)
谷崎潤一郎著「秘密」:
ーー 私は秘密と云う物の面白さを、子供の自分からしみじみと味はって居た。
かくれんぼ、宝さがし、お茶坊主のやうな遊戯、(小生の付け足し: お医者さんごっこ − −−みんな一度はやったでしょう!)
−−−−殊に、其れが闇の晩、うす暗い物置小屋、(昼間でもカーテンを閉め切って、薄暗くした部屋 −− こういう所でのお医者さんごっこ?)、観音開きの前などで行はれる時の面白味は、
主として其の間に「秘密」と云ふ不思議な気分が潜んでいるせゐであったに違ひない。 −−−
夜の9時頃、寺の者が大概寝静まって了ふとウヰスキーの角瓶(サントリーの角ですよ)を呷って酔ひを買った後、勝手に縁側の雨戸を引き外し、墓地の生垣を乗り越えて散歩に出かけた。
−−−三味線堀の古着屋で、藍地に大小あられの小紋を散らした女物の袷が眼に附いてから、急にそれが着て見たくてたまらなくなった。
−−
夜が更けてがらんとした寺中がひっそりした時分、私はひそやかに鏡台に向かって化粧を始めた。
黄色い生地の鼻柱へ先づベットリと練り白粉をなすり着けた瞬間の容貌は、少しグロテスクに見えたが、
濃い白い粘液を平手で顔中へ万遍なく押し広げると、思ったよりものりが好く、甘い匂ひのひやひやとした露が毛穴へ染入る皮膚の喜びは格別であった。
紅やとのこを塗るに随って、
石膏の如く唯徒らに真っ白であった私の顔が、溌剌とした生色ある女の相に変わって行く面白さ。
文士や画家の芸術よりも、俳優や芸者や一般の女が、日常時分の体の肉を材料として試みてゐる化粧の技巧の方が、遥かに興味の多いことを知った。
−−−
私は自分で自分の手の美しさに惚れぼれとした。ーー
芝居の弁天小僧のやうに、かう云う姿をして、さまざまの罪を犯したならば、どんなに面白いであらう。
ーーーさうして、殺人とか強盗とか、何か残忍な悪事を働いた人間のやうに、自分を思ひ込むことが出来た。
ーーーーーーーーーーーー
少し怖い方へ流れてきましたが、ーーーー
タイの彼女達も
こういう心理状態を味わっているんだろうか?
いやいや、そこまでは、深思していないでしょうね。
粽で、角のハイボール、又はオンザロックをぐいっと飲んで、誰にも知られてない秘密の間に寄り、女に変身してパタヤの町に繰り出す−−−
違った世界を味わえるかもしれませんよ !!
☆☆ サッカーは 0−0 で引き分けだったそうです − 残念!